猛暑の梅雨
本日は「キッチンカー」のお話し
梅雨だというのに雨がが少なく(突然のスコールが発生しておりますが)暑い日が続いております。
先日では最高気温が36℃と発表され、車の社外温度は40℃、アスファルト上では46℃と異常な状態でした。
そんな中でもイベントはあります。
キッチンカーも多く出ており、大変にぎわっていると耳にします。
そんな中、お客様、飲食スタッフ共に懸念される「熱中症」。
私も数回経験しておりますが、かなりしんどく命の危険が伴います。
お客様のケアが第一に考えられていますが、実は、キッチンカーのスタッフの方が危険だったりします。
最近制作されたキッチンカーは冷暖房完備だったりするので幾分かマシですが、装備の無い旧型は大変危険です。
スポットクーラーや、冷却シートを体に付けるなど対策をしている方が多くいらっしゃいますが、真夏では調理場の温度は50℃近くなる事もあり間に合っていません。
そんな事情を知ってか知らずが、水分補給をしていると待っているお客様が「不衛生」「ズルい」などと心無いお言葉をいただいたりします。
素手で汗をぬぐい、その手で飲料し、そのまま調理するなら言われるのは当然だと思いますが、手袋をし、飲料後はアルコールで消毒し、調理に取り掛かっているので「不衛生」ではありません。
本音を言うならば、灼熱の中でゴム手袋をすると余計暑くなり汗がたまるほどかいているので「素手の方が衛生的」だと思ったりするのですが・・・
ひと昔では、素手で調理、キッチンカーも暑ければドアを開口して行っておりました。
現在では保健衛生上不可であり、保健所の指導でも許される行為ではありません。
商売とはいえ、現実とルール、食の安全と自身の保身、その狭間で暑さの中働いていらっしゃる方々に心無い言葉を投げかけるのは止めていただければと強く思っています。
キッチンカースタッフの方々、お体にお気を付けて。