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2025-05-15 09:47:00

会社の見直し

当社の事務スタッフが退職することとなり、通常業務+事務仕事の引継ぎ作業でぐったりしております。

当社では、手書きの帳簿とPC(デジタル)の帳簿があります。

※ 悪いことするための二重帳簿じゃありませんよ~

  業者別のダブルチェック用です。

手書きの帳簿.jpg

この作業がなかなか大変なのですが、記載することで改めて詳細を確認することができ、数字の流れを再確認することができます。

スタッフから来る日報からも数字を広わなくてはならないため、集計データではなく、日々の詳細を「当日」見ることが出来ます。

そのため、見過ごしがちな部分の見直し、作業工程の修正、流動的な数字の抑制見直しもできるため、良い機会だったと思っています。

 

通常は、事務スタッフが作ってくれた集計を確認し気になったところを確認、作業も日報に上がってくる問題点を確認・修正することを行っていました。

正直、今思えば、大企業(多角経営されている方なども)では難しいかもしれませんが、中小企業においては小さなことから大きな利益につながる場合もあるため、把握するためにも役員の方々はたまに事務作業を行った方がよいと実感しております。

(行っている方、ご存じの方、改め言う事ではないことと思います、申し訳ございません)

 

入力、作成された物を見るより、実際に全ての事務仕事を行った方が見えてくる事柄が違う場合もあります。

ちなみに、当社で気になった点は、スタッフの実務に関すること、日報の処理、経理作業の流れ、などなど・・・。

お恥ずかしい話し、簡略化できる部分と抜けている部分も見えてくるため、必要経費の見直しにもつながりました。

 

PCメインで行っていたため、振替伝票はほぼ自動入力だったので手書きになると「あれ?」と思ったことも。

振替伝票.jpg

複式簿記の力を改めて実感しました。(商業科出なのは内緒の方向で(´;ω;`))

 

「何を今更言ってんだ!」

「そんなの当たり前」

「いつも自分でやっている!」

 

という方が多いと思いますが、個人事業でも最終的(決算など)には「税理士」又は「会計士」の先生にご依頼されている方が多いと思います。

日々の経理、事務、の作業、申告作業を行ってみると、できていなかった部分や士業の先生との「見解の相違」が見えてきます。

またスタッフの方々の労務部分や作業工程の見直しも出る場合もあります。

ぜひ一度、試しに行う(または事務スタッフの作業を見る)のはいかがでしょうか?